MUSIC SCRAPS 012:”Compass / Jamie Lidell”

Service  >> Delicious | Hatena Bookmark | Twitter

“MUSIC SCRAPS 002″で御紹介した、Jamie Lidellの2年ぶりのアルバムが、本日リリースされました。今作は、オルタナティブ・ミュージックの代表的アーティストとして著名なBECKがプロデューサーとして参加。前作の都会的なソウル・サウンドから、さらにアヴァンギャルドかつ洗練されたサウンドに仕上がっています。

Jamie Lidellという人を一言で表すと、「どんなサウンドでも自分のものにしてしまう天才」とでも言えば良いのでしょうか。このアルバムの中でも、シンセサイザーをアグレッシブに使ったエレクトロニカ的サウンドから、アコースティックギターが美しく響くカントリー調の楽曲まで、幅広く収録されています。しかし、どの曲を聴いても一聴してJamie Lidellのサウンドだとわかるような、独特の響きがあります。

前作と比べてソウル的要素は薄れたものの、元々アヴァンギャルドなテクノ・ミュージシャンとして活躍していた、彼の背景を強く感じさせてくれるサウンドです。こちらの方が、プロデューサーのBECKとの相性も良かったのでしょう。全体を通して、一貫した主張が感じられます。

日本での知名度は今一歩ですが、この才能は現在の音楽シーンにおいて希有な存在です。ぜひ聴いてみてください。

2010.5.12 update

タグ: ,

関連記事